開設者のプロフィール 上田 正巳 経済誌でライターを勤めるかたわら札幌市内のベンチャー企業経営者を組織化した「上勇会」を運営。2000年5月に中小企業向けクラウド・コンピューティング・サービスを手がける株式会社イー・カムトゥルーを設立。
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2007年 10月 23日
「ニュー・シネマ・パラダイス」の1シーン。
アルフレードの葬列に見えるかつての懐かしい顔、顔、顔。だが、もうサルヴァトーレはトトに戻ることはできない。 大人になってから、これほど深い関わりをもった人物の葬儀、というのはこれが初めてなのではないかと思う。ギロリと睨まれ、怒鳴られ、肩を揉まされて、原稿をビリビリと破られた。デスクの脇に座らされて、こんこんと何時間も説教されたこともある。面倒くさい思いはずいぶんとさせられたけど、まあまあ、なんとか、12年ほどはクビにならずに使ってもらった。入院中の病室に退職のあいさつにいった際の「ま、がんばりなさい」、というのが交わした最後の言葉である。 薩一夫氏の「お別れ会」は、ちょっとした映画のようだった。あるいは、つわものどもの夢の跡、というべきか。本来あるべき姿がそこになく、ただ、ただ、違和感のある現実だけがそこに横たわっている。参列者の顔ぶれを見ると、一部の現役プレーヤーを除けば、まさに昭和の残骸。すくなくとも、現役の生きたメディア企業のそれではない。 やはり「財界さっぽろ」というのは、薩一夫一代限りのものなのだと痛感させられた。 爺さんは、それがわかっていたから、後継者を作らなかった、ということなんだろう。 ずいぶんと世話になった。それは偽らざる気持ちである。薩の爺さんと出会っていなかったら、今の〝ややこしいポジション〟の私は無い。それだけは、はっきりしている。
by masami-ueda1
| 2007-10-23 15:05
| 日常・短観
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