開設者のプロフィール 上田 正巳 経済誌でライターを勤めるかたわら札幌市内のベンチャー企業経営者を組織化した「上勇会」を運営。2000年5月に中小企業向けクラウド・コンピューティング・サービスを手がける株式会社イー・カムトゥルーを設立。
○株式会社イー・カムトゥルー ○クラウド型 店舗・事業所管理システム Win-Board.biz サイト ○地域のお出かけ情報 札幌100マイル 検索
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2005年 07月 23日
イーカムのアライアンスも大詰め。新規プロジェクトをスタートさせるために
先方企業との役割分担、業務フローの詰めなんかを月内にまとめあげたい。 社外取締役の池田氏の紹介で先方の社長さんに会って四ヶ月。 先方企業の担当の皆さんに助けてもらいながら、新サービスの開始に向けて全力をあげているところ。いよいよである。 そんな中、イーカムの創業に深く関わった企業、タスコシステムに激震が走った。 詳しくはリリースを見ていただくとして、要するに創業社長がイグジットして退くのである。 事業急拡大するも失速、失地を回復できずに、放り出した。創業社長個人的にはめでたしめでたし・・・・ 一般的にはそんな論評が下されるのだろうけど、あいにく、高田さんと私の間柄は、そんな客観的に語れるようなものではない。 90年代。国内的にはこの20世紀最後の10年は「失われた10年」とも言われている。バブル崩壊後の重いツケに経済界全体が喘いでいたからだ。 だけど、個人的には、深い関わりを持つ企業二社(2人の経営者)が成長し、IPOを実現。 いろいろな意味で、数多くの場面で関わった自分にとっては実に実り多い10年であったのだ。 そのうちの1人が高田さんである。ちなみに、もう1人は最近横浜FCの筆頭株主になっている。 誤解を恐れずに言うと、タスコ(高田貴富)というのは私が手がけた案件の中で最も成功した事例といっていい。 多分、高田さんは私と会っていなかったら株式公開していない。 大喧嘩して、羽交い絞めにしてやめさせたプロジェクトもある。なんとか高田さんを公開させたかった。 夜のビジネスの付き合いしかなかった彼を、徹底して昼の、先輩経営者に紹介し続けたのも懐かしい思い出だ。 できれば、ずっとサポートしているべきだったのだろう。ところが私はイーカムを立ち上げてしまった。自分もプレーヤーになってしまった。しかも子会社の社長。これが良くなかったのである結局は。 袂を分かって以来、ただの普通の友達になった。ビジネスに関してはまったくかかわりは無い。 遠くから、取り巻きに恵まれていないな、幹部に恵まれていないな、とは思っていたけれど。 昨日の夜から、じゃんじゃん電話がかかってくる、メールが来る。「高田さんどうなったの?」 バッテリーが1日で無くなったのはP901iにしてから初めてのことだ。 解説:イーカムはタスコの持分法適用会社として発足。タスコのPOSサーバーをハウジングしたり、POS手配などを担当していた。しかし、こうした業務に関して2002年末で契約を解除される。(いろいろあったのよね、まあ梯子を外されたわけね) 現在の主力サービスであるwin-boardが立ち上がろうとしていた時期ではあったが、まだ軌道には乗っておらず、売上げの6割を失ったイーカムは、しばらく血ヘドを吐くことになる。 いわばこの時がイーカムの真の創業とも言える。
by masami-ueda1
| 2005-07-23 17:21
| VC・資金調達・IPO
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